皆さん、こんにちは。津島市のわたなべ歯科医院です。入れ歯は、歯を失った患者さんにとって日常生活を支える大切なアイテムです。しかし、入れ歯にも寿命があり、適切なタイミングで交換することが重要です。入れ歯の寿命が来ると、噛み合わせが悪くなったり、口内に不快感を生じたりすることがあります。
そこで今回は入れ歯の寿命と交換時期について、そして交換が必要なサインについて詳しく解説していきます。この記事を参考にして、長く快適に入れ歯を使い続けるための知識を深めていただければ幸いです。
入れ歯の寿命は、使用する材料や日々のケアによって異なりますが、一般的な目安があります。ここでは、保険適用の入れ歯と自費の入れ歯について、それぞれの寿命を解説します。
◎保険の入れ歯の寿命
保険適用の入れ歯は、多くの患者さんにとって経済的な選択肢です。しかし、使用される材料は制約があり、比較的寿命が短くなる傾向があります。通常、保険の入れ歯の寿命は4~5年程度とされています。材料が劣化しやすく、噛み合わせの精度も徐々に低下するため、定期的な調整と適切なケアが必要です。
◎自費の入れ歯の寿命
自費の入れ歯は、より高品質な材料を使用し、個々の患者さんに合わせた精密な調整が行われます。そのため、寿命は保険の入れ歯よりも長く、7~10年程度とされています。また、見た目の自然さやフィット感が向上し、快適な使用感が得られるため、患者さんの満足度も高くなります。
入れ歯の寿命が近づくと、いくつかのサインが現れることがあります。以下のような症状が見られた場合は、入れ歯の交換を検討するタイミングかもしれません。
1. 噛み合わせのずれ
入れ歯を使用していると、噛み合わせが徐々にずれてくることがあります。噛むときに違和感が生じたり、食べ物が噛みにくくなったりした場合は、入れ歯が劣化している可能性があります。噛み合わせが悪いまま放置すると、顎関節に負担がかかり、さらに深刻な問題を引き起こすこともあります。
2. 入れ歯の変形やひび割れ
入れ歯が変形したり、ひび割れが生じたりするのは、材料が劣化している証拠です。このような入れ歯を使い続けると、口内に傷をつけるリスクが高まります。変形やひび割れが見られた場合は、早急に歯科医師に相談し、交換を検討することが重要です。
3. 口内の痛みや炎症
入れ歯が口内に合わなくなると、痛みや炎症を引き起こすことがあります。特に、歯ぐきや頬の内側に圧力がかかると、口内炎や潰瘍ができることがあります。痛みや炎症が続く場合は、入れ歯が原因の可能性があるため、歯科医院での診察を受けるべきです。
4. 入れ歯の動き
入れ歯がしっかりと固定されず、口の中で動くようになると、話すときや食事の際に不快感を覚えることがあります。入れ歯が動くのは、歯ぐきの変化や入れ歯自体の摩耗が原因です。このような状態で入れ歯を使い続けると、日常生活に支障をきたすだけでなく、口内の健康にも悪影響を与える可能性があります。
入れ歯治療において、「部分入れ歯」と「総入れ歯」のどちらが適しているかは、患者さんの口腔内の状態を詳細に検査しなければ判断できません。歯が残っている場合でも、噛み合わせのバランスや全体の健康状態を考慮して、必要に応じて抜歯を行い、総入れ歯にする選択がとられることもあります。これは、残っている歯が少数で、噛み合わせが十分に機能しない場合や、歯が不健康で抜歯が必要な場合に特に当てはまります。
このように部分入れ歯と総入れ歯の違いを理解しつつ、患者さんにとって最も快適で機能的な選択を行うためには、歯科医師の診断と相談が欠かせません。津島市のわたなべ歯科医院では、一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
今回は、部分入れ歯と総入れ歯の違いについて解説しました。部分入れ歯と総入れ歯は、失った歯の数や状態に応じて使い分けられる入れ歯のタイプです。それぞれの特徴や適応症を理解し、適切な治療法を選ぶことが重要です。津島市のわたなべ歯科医院では、患者さん一人ひとりの状況に応じた最適な入れ歯治療をご提案しています。入れ歯治療に関するご相談やご質問がある場合は、ぜひお気軽にお越しください。
その他のおすすめ記事はこちら!
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午前:9:00~13:00
午後:14:45~18:00
※祝日がある週の木曜は診療することがあります。
休診日:木曜・日曜・祝日